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Reform in Fujigaoka

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「和室をリビングの一部にしたい」

 

今回のリフォームは住みながらの工事の事例です。

和室や収納内の荷物、リビングの家具などを外部の物置サービスに預け、リビングの一角を生活エリアとして確保しつつ、工事の作業スペースも設けました。

 

リフォーム工事費は設計料・物置サービス・荷物搬送費を含めて約360万円。工事期間は1ヶ月ほど、工事に入る前の打ち合わせには約2ヶ月ほどの期間をかけて行いました。

 

photo by Yuki Kato

 

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3枚の引戸を壁の中に仕舞い込めるように工夫をし、建具を収納した時にリビングと一体となるようにしました。戸袋のフタをすることも設計上の配慮の一つです。

 

今回のリフォームでは空間的なご要望を満たすと共に、壁面や枠材に無垢の木材を使用することを提案いたしました。壁に張った木材はウエスタンレッドシダー、枠材や戸袋のフタ、引戸の把手はタモ材です。

 

ウエスタンレッドシダーは、材ごとに大きく色が異なるので、表情豊かなお部屋となりました。写真では木の質感が伝わりづらいので、実際とはやや印象が異なります!

 

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障子がはまっていた窓は、枠を交換し、カーテンボックスを新設しました。

カーテンも今回のリフォームの予算に含んでいます。生地の選定から、採寸、発注までコーディネートいたします。

 

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引戸の把手に金物を使わないことで、視覚的には建具というより壁に近い印象となり、また無垢材を彫り込んで製作しているので、手触りも良いです。

 

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押入はウォークインクローゼットとなり、収納量を増やしました。(お部屋部分は狭くしました)

黒っぽい木材を下の方に張ることで、掃除機などで汚れやすい部分のケアもしています。

 

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水廻りの床材にはコルクタイルを使用しています。水に強く、足ざわりがよく、見た目にも暖かみがあり、オススメの材料です。