戸建て住宅の部分リフォームの事例です。
リビングの天井を一部オープンにし、ロフトスペースを作っています。
Photo by Yuki Kato
天井を抜き、天井いっぱいの引き戸を設置、分断されていた部屋をつなげ、耐力壁を合理化するなど、様々な操作をしています。壁掛けテレビの裏側はロフトに上がる階段があり、階段下はブルーレイデッキやゲーム機などが隠れています。
こちらが既存のお部屋。新しいリビングは壁面収納の左側が通れるようになっています。
既存の梁型を焦げ茶色に塗装をし、アクセントにしています。天井材はウエスタンレッドシーダーで、1枚ずつ大工さんに貼ってもらいました。
ロフトに上がる互い違い階段。短い距離だと急勾配の梯子のような階段になりがちですが、互い違いとすることで、高齢者でも簡単に上り下りできるような勾配の階段になります。技術的には2つの階段をくっつけるので、非常に面倒な遊び心のある階段です。
ロフトスペース。
キッチンの天井も木材を貼り、雰囲気のある空間になりました。
トイレにもウエスタンレッドシーダー。木の香りが癒されます。人感センサー付きの換気扇も増設しています。
もう一つのトイレは桐材を貼り、腰壁はクロスではなく、パネルとし、清掃性を向上させています。元々換気扇が無かったため、換気扇付きの窓に変更しています。
玄関収納は浅かったため、裏の和室の収納をつぶし、土足でそのまま入れる収納に変更。下の写真が既存です。