2014年最後のブログ

藤沢の店舗の計画は来年1月中の完成に向けて、バタバタと進んできました。

ドアは全部無垢材です。こちらはナラ材。

こちらはパイン。

厨房まわりもほぼ完了。

1階はかなり重めの雰囲気で。

古材をかなり多く使用しました。

天井は塗って古い型枠の跡が雰囲気を出しています。ツルッとした天井もいいですが、ざらっと毛深いような天井もいいですね。

腰壁にパイン材を張った部分もあります。テーブルや椅子、あるいは人がぶつかっても壁が汚れない工夫です。先人の知恵。

古材と漆喰。見切り材は鉄。
と、いうことで今年は終了です。ホームストアはマンションのリフォームを中心とした設計事務所ですが、写真家のスタジオや藤沢の店舗など他ジャンルの仕事も関わることができ、幅が広がってまいりました。また、今年は「屋上緑化コーディネーター」という資格(そういう資格があるんです)を取得しましたので、来年は屋上の利用を促進させるような仕事も始めていこうかと思っています。屋上緑化と外で使える家具を提供するようなイメージですかね!?それからやはり業務の中心はマンションリフォーム、特に「マンションを木の家にする」というコンセプトで案件を受注できるように活動し、その他その人にとってのホームとなる場をつくるお手伝いをしていきたいと思います。
クライアントのみなさま、工事関係のみなさま1年間どうもお世話になりました。来年もご愛顧のほど宜しくお願いいたします。

▲2015年へ移動!というようなイメージ
良いお年を〜
現場検証

既存の解体工事が完了し、図面と現状の確認のため、チョークで原寸図を起こしていきました。座席間の距離や配置などをキャンプ椅子(!)で確認し、大まかなレイアウトを確かめていきました。

小さい赤い椅子はハイスツールのイメージです。サイズ的にはだいたい同じですが、高さが無いので、やや分かりづらいところです。


外壁には木材を張っていきます。今回採用予定の外壁はチャネルオリジナルさんの防火薬剤を含浸させた材料を張っていく予定です。縦張り、横張り、溝あり、下見板張りなどと種類もあり、小さなサンプルでは出来上がりのイメージが湧きづらかったので、営業担当の方に実際に施工した建物を案内して頂きました。
ちなみに場所や建物の条件、行政の判断にもよりますが、既存の建物の上から木材を張ることは可能です。外壁改修の一環で木材を張ってみませんか!?
いろいろ

いろいろな工事の模様です。
工事完成よりも先にお引っ越し&新スタジオでの撮影をはさみながらの工事です。
住みながらの工事となり、ご迷惑をおかけしております。
本日の素材① アンティーク加工されたオークのごついフローリング。

本日の素材② 無骨な吊り網棚に使う鉄骨Lアングルとエキスパンドメタル。

無骨な職人さんがドリルで穴をあけています。

無骨に吊りボルト固定しています。

そしてエキスパンドメタルを固定していきます。

こんな感じで。

先端にLアングルを設置して落下防止と棚の補強をしています。


その間、こちらではピクチャーレールを取付けています。

窓にははめている木のパネルは、写真のスタジオだけではなく、ギャラリーとしても使用することを考えているため、壁全面を使えるようにとのアイデアです。木のパネルは取り外し可能で、この後白く塗りつぶします。

さらにその間、もう一人の職人さんは養生の隙間からフローリングを張っています。

三人が作業してます。

キッチン側にも吊り棚を取付けます。
エキスパンドメタルを軽く持っていますが、なかなか重いです。

ステンレスのレンジフードを取付けています。
既製品ではサイズが合わなかったので、板金工事で製作しています。

片手でレンジフードを持っていますが、こちらもなかなか重いです。
職人さんあっての現場です。感謝!
キッチン移設

今回の工事のイベントのひとつ、キッチン移設が始まりました。
ガスオーブン、コンロを取り外し、キッチン本体を解体していきます。
前回キッチンを新設した際に、ガスコンロなどを設置した水道屋さんが、どうやって取付けたか忘れてしまい、こんなの俺には出来ねえっみたいな感じになっていましたが、外し方が分かったら、淡々と作業されていました。
この水道屋さん、Reform in Sakuragaoka の際には、ドイツ製の食洗機を設置する際に、こんなの出来ねえって言いながら、しっかり作業していました。施工をお願いしている豊島工務店の社長さんいわく、この水道屋のYさん「こんなの出来ねえ」というのが口癖のようです。

キッチンを解体中。

上が引っ越し先。今は資材置き場になっています。

天井も真っ白に。

壁も真っ白。

電気屋さんが作業しています。既存の配線整理や新設の照明をこれから作業していきます。

キッチンや厨房機器を運び、移設工事がスタートしました。
まずは本体の組み立てから。床上げ部分のフローリングの納期がかかることもあり、フローリングの厚さ分浮かして設置するという手間も加わっています。キッチンを設置した後に、フローリングを張る段取りです。

設置位置などを確認しています。

厨房機器の設置です。水道屋さん再登場。

ステンレスの天板を載せる風景。
キッチンの中をのぞくと分かりますが、ステンレスの天板でも、人工大理石の天板でも、裏側はだいたいベニヤの下地です。システムキッチンなども、解体してみると上の写真のような構成になっています。四角い穴の部分にコンロを設置して、固定すれば設置完了です。

木工事

代官山のスタジオ兼事務所、工事は進んでいます。
既存の流し台を撤去して、以前のスタジオよりキッチンを移設します。

以前の流し台の排水の位置がオーブンレンジの位置になるので、約20cm程床を上げて、その下で配管をしていきます。
上の写真の黒いゴムを履いた脚は、マンションなどでも使われる部材で、乾式二重床といい、ゴムの部分で遮音性能を確保します。

上の写真が工事前です。
床はタイルカーペットが敷き詰めてありました。
このタイルカーペットを施工する際の糊がベタベタとついているので、木工事が入る前に床をモルタルで均す工事を行っています。

天井が黒く塗装されているのは以前にBarだった名残です。白い四角の部分は天井吊りの空調機が付いていた跡です。
このあと全面的に白く塗装をしていきます。
Office Reform start!

以前に内装のお手伝いをしたフォトグラファーの方の事務所兼スタジオの移転工事が始まりました。
前回の工事で新設した設備などを再設置し、天井や床材を撤去し、新たにパーティションや棚などを製作するという内容です。

暑い中の工事、職人さんはへばり気味!?
これから追ってレポートします。
前回の工事詳細はこちら
リペア工事

リペア工事を行いました。
今回のリペア対象はシート貼りの建具です。
まずは上下の写真を見比べてみてください。

完全にめくれていたシートが、修復されています。

上の女性二人がリペア職人さんです。
ほぼ男性しかいない建設工事の職人の世界で、なかなか珍しい光景です。
めくれたシートを熱したコテで延ばし、ノリで接着させ、それでも隙間があく場合は木目をペイントし、
ドライヤーで乾かし、またコテで延ばす、、、。
1日かけて、建具6カ所をほぼ完璧にリペアして頂きました。
どちらかというと工事というより、絵画に近いのかもしれません!?

その他、洗濯機上に吊り戸棚を設置しました。

建具工事

建具が取り付きました。
今回製作した建具はすべて引戸で、壁と同じパネリング材を張っています。

壁と引戸に張ったパネリング材の高さを揃えるため、仕上げの無い建具を設置し、そこに大工さんが仕上げを張っていくという段取りになりました。
綺麗に仕上がっています。

ウォークインクローゼットの中も出来ました。
こちらは2段ハンガー。約60着ほど掛けられます。

こちらは布団をしまう押入部分。
あとは仕上げのクロスを貼って、照明をつけて完了です。